旧暦の5月5日(新暦で6月2日)は端午の節句でした。
ベトナムでは、「虫殺しの節句」とも呼ばれているこの日は、
ベトナム各地でいつもとは少し違う食事をとります。
お腹のなかの虫をやっつける、つまり、病気のもとを退治して、
家族の安全を願う日とされています。 また「5」の重なる5月5日は陽気旺盛な日とされ、邪気を祓う祭が行われていました。
フエにも独特な食事文化があります。
1. アヒル料理
唐辛子入った甘辛いヌックマムと野菜と一緒に頂きます。
2. CHÈ KÊ (きびのチェー)
パリパリしたごまの入ったせんべいにつけて頂きます。
3. 12時ちょうどに太陽を見て、3回瞬きをする。 端午の午は12時。12時に太陽を見て3回瞬きをするそうです。
1回目は、白内障を予防したり、目がきれいになるように、
2回目は体の健康のために、
3回目は米の豊作を願って瞬きをするそうです。